PRIUS PHV 4年目のデータ
2016.05

プリウス PHVの燃費(ランニングコスト)の統計を取り始めて4年目、年を追うごとに省エネを考慮した走りが出来ている。
ガソリンの値段は相変わらず単価の乱高下が続いていますが表で見る限り総合燃費は高水準を示しています。


初年度 2012-05-01〜2013-04-30
走行距離   9,732Km 給油量   309.97L G.S金額  44,971円 G.S,充電  合計
53,596円
HV。EV走行比率
HV(72%)  6975Km
G.S削減量  109.3L
1Km走行単価   5.51円 充電量   345Kw/H 充電金額  8,625円 総合燃費  31.39Km/L EV(28%)     2756Km CO2低減量  270Kg


2年目 2013-05-01〜2014-04-30
走行距離   8,553Km 給油量   228.94L G.S金額  34,315円 G.S,充電  合計
43,895円
HV。EV走行比率
HV(62%)  5336Km
G.S削減量  112.3L

1Km走行単価   5.13円
充電量   355Kw/H 充電金額  9,580円 総合燃費  37.37Km/L EV(38%)    3216Km CO2低減量  320Kg


3年目 2014-05-01〜2015-04-30
走行距離   8,374Km 給油量   188.89L G.S金額  27,468円 G.S,充電  合計
39,033円
HV。EV走行比率
HV(51.3%)  4,299Km
G.S削減量  123.5L
1Km走行単価   4.66円 充電量   405Kw/H 充電金額  11,565円 総合燃費  44.33Km/L EV(48.7%)   4,077Km CO2低減量  240Kg


4年目 2015年05月01日から〜2016年04月30日まで
年間走行距離 10,503Km 給油量   238.16L G.S金額  26,037円 G.S,充電  合計
36,002円
HV。EV走行比率
HV(54%)   5、672Km
G.S削減量  141L
1Km走行単価   3.43円 充電量   365Kw/H 充電金額  9,965円 総合燃費  44.10Km/L EV(46%)    4、831Km CO2低減量 ? Kg


今回の統計では街乗りにしては初めて10,000Kmオーバーと成ってしまったが1,000Kmを超えるロング、ドライブ旅行が2回も有りました。
また、EV走行可能距離は3年目までは最低値16.5Km また 最高値にしても20Km前後、あまり芳しくない結果でした。


また、夏場には駐車場の炎天下でエアコンを連続稼働させて起動用バッテリーを上げてしまった。
それ以来バッテリーを労わる様に成ったもののメーターのデータがリセットされて終いカーナビまでも初期化されて再セットを余儀なくされた。
其れまでは、EVで走れる所は殆どがEVのみの走行で極力GSの消費を抑えてきたが此処で少しばかり走り方を変えて見ました。

EV走行はGSを使わない、でも坂道に成ればモーターを駆動する電気も多く消費する筈(ガソリンエンジンと同じように)
また下り坂では消費する電力は少しだけで足りる筈だしブレーキを踏めば充電も出来る、ならば平坦な道路はEVで、上り坂ではHVで...。
すると街乗りが殆どを占める私の車だが、EV走行可能距離がドンドンと増えて来た。

過去3年間の平均的なEV走行可能距離が16.5Km〜20Kmと大きくカタログデーターから下回っていたものがあれよあれよと云う間に!!


カタログデータ(26.4Km)をクリアーし最高値は27.5Km迄伸びました、がこの数値を維持出来たのも2カ月間くらいでしたが。
街乗りが殆どの私には坂道や下り坂に成る度にEVとHVを手動で細目に切り替える手間は意外と面倒!
でも、街乗り一辺倒のEV走行だけなら此処までの数値は出ない筈です、それにエンジンも1か月間回って居ないなんて事も無く、
確かにガソリン補給が3カ月も無い事が有ったが此れもエンジンにも好くない、適度にエンジンも回し、EV.HVの走行比率を5対5に近ずける。
EV.HVどちらにも偏らない走行が意外と車を長持ちさせ快適なカーライフを楽しめそう。

EV走行可能距離を延ばす手法も分かった今は多分最後の車に成るであろうこのPRIUS PHVと仲良く終焉を迎えたい。